MBAプログラム概観

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Babson CollegeのMBAコースは、1年制MBA(One Year MBA)、2年制MBA(Two Year MBA)、イブニングMBA(Evening MBA)、ファストトラックMBA(Fast Track MBA)の4つのコースがあります。ここでは、2年制MBAを中心に、そのプログラムの内容について説明したいと思います。

授業は学問的に深く掘り下げることより実践でいかに役に立つかに重点をおいて進められています。ケーススタディーが授業全体の70~80%を占めます(バブソン独自のケースの他にハーバードビジネススクールのケースなどを使用)が、競争的な雰囲気はなくグループで分担してケースの予習やプレゼンの準備をする機会が多く、それぞれの学生が得意な分野では教えあったりする光景がよく見られます(これは アントレプレナーになるための重要な素質であるチームワークを磨くためだそうです。一人では起業はできませんからね)。また2人以上の教授によるジョイント・クラスも多いのが特徴で、例えば製造業のサプライチェーンマネージメントのケースではマーケッティングニーズとファイナンスの投資効果、組織的な問題などをディスカッションしてクロス・ファンクショナルな物の見方が学びます(これは アントレプレナーになるための重要な素質である物事を多角的に鳥瞰的に見る力を養うためだそうです)。

またバブソンにはこれらに加えて1年目のSpring Semesterからコンサルティングプロジェクト(BCAP)があります。これは企業とタイアップしながら、会社が抱える経営問題に対して6~7人のグループが一丸となって解決方法を模索し、最終的に会社と教授陣に対して発表をおこなうというものです。プロジェクトに参加する企業は多岐にわたり、(毎年変わりますが)フィデリティ、ボストンサイエンティフィック、ダンキンドーナツ、ボストングローブ、メトリックスワン、ジレット、EMC、マイクロソフト、オーシャンスプレイ、Putney、NYSEなど企業規模、業種ともに様々です。希望の業種は選択できますが残念ながら企業までは希望できません。このプロジェクトを通じてチームワークの視点、問題解決アプローチの視点を学ぶとともに、基礎科目の授業で理論的に習得したものをどのように実践的に役立てるかという肌感覚を養うプロジェクトになっています。また日本人にとってはアメリカ人やその他のインターナショナル・スチューデントの思考過程や仕事の進め方を学ぶ大きなきっかけになると思います。

2年目は各自の興味に応じて、アントレプレナーシップ、ファイナンス、マーケッティングなどの分野から専門を選ぶこともできますし、特定分野に特化せず複数の分野を織り交ぜた授業選択もできます。希望により3ヶ月間のInternational Electiveで海外との交換留学を単位にすることもでき、1年目の必須カリキュラムとは異なりかなりの柔軟性があります。2年目の選択授業は1年制MBA、イブニングMBAの学生と同じ授業を履修します。コンサルティングプロジェクトを引き続き行いたい場合は学校側がMCFEプログラムを用意しておりフォーチュン500企業に対してコンサルティングを行うことが可能です。このMCFEプログラムは、スポンサー企業、チームのメンバーは自分で選択をすることが可能です。

2年制MBAとは別に、1年制MBAがあるのですが、このプログラムは学部でビジネス関係の学位(日本でいうと経営・商学部など)をとっていることが条件となっています。詳細についてはバブソンのホームページ を見てください。

※バブソンMBAプログラムは毎年変更がありますので、最新の情報は公式HPおよび在校生にご確認ください。