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アドミッションオフィサーからのメッセージ


注)以下の情報は2012年4月に実施されたインタビュー内容であり、アドミッションの方針を公式に説明・保証するものではありません。
アドミッションに関する情報については、必ず**公式サイト**でご確認ください。

Babson のアドミッションの考え方、最近の受験者のトレンド、日本人Candidate へのメッセージなどについて、アドミッションオフィスで働いている3名にインタビューを行いました。

本日はお忙しい中お時間頂きありがとうございます。インタビューを始める前に、まずは簡単な自己紹介を願いします。


アドミッションのdirectorをしています。1年制プログラム、2年制プログラムを含め、基本的に全てのバブソンのMBAプログラムのアドミッションを統括しています(Barbara)。
バブソンのアドミションにきて今年が3年目になります。それ以前は、カリフォルニアのドラッカースクールでアドミッションを数年間担当していました(Danielle)。
バブソンのアドミッションで勤務してこれで6年目になります。バブソンの1年制MBAプログラムを卒業したのち、このアドミッションで働いています(Domenic)。

それでは、まず、最近のBabson のアドミッションのトレンドについて、どのような感想をお持ちですか?出願者数やランキング等について、傾向をお聞かせ下さい。


アプリケーションの数やGMATの点数などは、年によって大きく動くことがありますが、GMACのリサーチによると、GMATの受験者はInternational Studentの間で増加しており、特に25歳以下の受験者数が増えているといえます。一方、バブソンのアドミッションは、毎年、魅力的なアプリカントに多く入学してもらうことを最優先の課題にしており、特段、年齢に起因する問題はありません。出願者数については、金融危機が発生した2008年、2009年頃は減少する傾向にありましたが、その後は以前の水準に戻り、直近は若干の増加する傾向にあります。また、女性のアプリカントが増加していることも一つの傾向ですね。
ランキングは確かに重要ですし、日本人を含む全てのアプリカントにとって、MBAスクールを選ぶ際の重要な基準の一つだということを認識しています。バブソンは大学全体の規模が比較的小規模であることもあり、どうしてもOverallのランキングでは中程度となっていますが、バブソンがアントレプレナーシップの分野でリーダーとして世界から認識されていることに誇りを感じています。U.S Newsなどの主要ランキングにおいて、バブソンが長年にわたりアントレプレナーシップの分野で1位を確保していることは特筆に値すると思います。一方、ランキングはあくまで第三者機関が実施するものですので、バブソンMBAプログラムは、今後もあくまで学生の学びを最大限伸ばすことを最大の目的として、努力を継続していきたいと考えています。

今年の日本人一年生は、例年に比べて少なくなっていますが、今後も日本人の学生数は少ない傾向が続くのでしょうか?


2012年4月現在、バブソンには2年制プログラムの1年生2名、2年生4名、1年制プログラムに1名、イブニングプログラムに1名の計7名が在籍しています。最終的に決まった訳ではありませんが、来年の2年生プログラムの日本人学生の入学者数は増加すると予想しています。日本人学生の数が増えることは、バブソンのアドミッションとしても大変嬉しく思っています。

社費派遣生と私費留学生との間でどちらが有利かどうかということはあるのでしょうか?


バブソンMBAプログラムのアドミッションは、TOEFL, GMAT, Essayやインタビュー、本人の経験など、アプリカントの全ての面を考慮して合否を判断しています。会社のスポンサーシップは社内の評価プロセスを経て初めて獲得できることから、アプリカントの魅力を証明する一つの項目として好意的に評価していますが、一方、私費であることが学生の合否に否定的に働くことは全くありません。

アドミッションの全体のプロセスについて、伺わせてください。


アプリカントがアプリケーションの提出を行ったのち、最初にアドミッションオフィサーでプレ・スクリーニングを行っています。その後、プレ・スクリーニングの通過者を対象にインタビューを実施しています。インタビューは、アドミッションオフィサーもしくは専門のトレーニングを受けた学生が行っています。
バブソンのアドミッションでは、数名のアドミッションオフィサーとAssociate Deanで構成されるアドミッション評価委員会を設けています。インタビューの後、この評価委員会が中心となり、個々のアプリカントの総合的な評価を行います。評価委員会では、個々のアプリカントの特性に最大限注意を払って、時間をじっくりとかけて合否を判断しています。アドミッションでは、アプリカントの資質を判断するために、必要のバックグラウンドに応じて専門分野の教授とミーティングを実施したり、Career Consulting Departmentとも密接に連絡を取りながら、個々のアプリカントのCareer goalに対してバブソンが提供できる価値は何かといった点に至るまで、多くの時間を使って評価を行っています。そのため、アプリカントへの連絡が遅くなってしまうことがある点は残念です。また、評価委員会では、アプリカントがバブソンのカルチャーに合っているかどうかについても、大きな判断要素となっています。
なお、アドミッションの過程において、こちらから学生に個別に連絡をとるケースがあります。TOEFL、GMATの追加スコアや、追加のエッセイの提出などがそれに当たりますが、これらの連絡については、好意的に捉えて頂きたいと思っています。アドミッションのプロセスにおいて、もっとこの学生について知りたい、もしくは、それらのボトルネックが解消されれば魅力あるアプリカントになるという考えの表れなのです。

日本人のアプリカントについて、特に注意を払ったりしていることはありますか?


先程にお話したとおり、アドミッションではアプリカントを総合的に判断しており、特定の要素を取り上げて特別に評価している訳ではありません。ただ、日本人を含む全てのInternational Studentに対しては、TOFLEのスコアおよびインタビューに注意を払っていることは事実です。それは、アプリカントがバブソンの入学後にスムーズにクラスへ順応できることを確認したいからです。

選考プロセスにおけるインタビューについては、いかがでしょうか?


アドミッションの過程のうち、インタビューはとても重要です。英語への順応度およびバブソンのカルチャーに合っているかを判断するためには、インタビューは非常に有効な手段です。アプリカントはOn-Campusでのインタビュー、スカイプおよび電話でのインタビューが可能ですが、それぞれの方法で合否の可能性が異なることは全くありません。International Studentにとって、キャンパスでインタビューを行うことは時間および費用の面で難しい点があることを理解しています。なお、電話でのインタビューの場合、音質の問題や途中で電話が切れてしまうこともあることから、携帯電話でのインタビューはできるだけ避けたほうがよいと思います。

TOEFLおよびGMAT についてお聞き致しますが、合格のための最低点などを設けたりしていますか?


TOFLEについては100点を確保していることが望ましいと考えています。100点を確保していない学生が自動的に不合格になることはありませんが、その場合、アプリカントの英語力に若干不安が残ることが意味しますので、アプリケーション全体を通して英語力に問題がないことを証明してもらいたいと思っています。また、Speakingセクションの目安として20点以上を設定しています。これは、バブソンのMBAプログラムでは、クラスでの発言が常に求められ、グループプロジェクトも多くあることから、Speaking能力は必須であると考えているためです。
GMATについては、高い点数を取ることは素晴らしいことだと思いますが、特に基準点を設けていません。しかし、入学後のことを考えると、GMATの80%レンジに入ることはやはり望ましいと言えます。

バブソンは学生のダイバーシティを重要視しており、International Studentの比率が約50%と比較的高いことはその表れだと思いますが、例えば、日本人で同じ業界出身の魅力的なアプリカントが二人いた場合、この二人についてどちらかに絞って、出身業種がかたよらないようにするなどの作業を行うことはありますか?


学生のダイバーシティはクラス内・外を問わず、バブソンが最も重視する要素の一つです。アプリカントの多様性は、それぞれの出身業界に加え、個人の資質・魅力により構成されると考えています。そのため、アドミッションでは各アプリカントを総合的に判断し、合否を決定していますので、アプリカントの出身業界が偶然に重なったとしても、それが否定的に働くことはありません。それぞれのアプリカントが、バブソンのMBAプログラムに異なった価値を与えてくれると考えています。

最後に、Re-apply に関してはどのようにお考えでしょうか?Re-applicantに対してアドバイスがあれば、ぜひお願いします。


Re-apply については、バブソンに入りたいという熱意を示す意味で好意的に捉えています。ただし、当然のことですが、前年不合格だったときに比べて、どこか改善していることが大事です。1年前のアプリケーションと比較して、TOEFL、GMATのスコアや業務での達成事項などがしっかりと理解できる形で示されていることが重要ですね。Re-applicantの中には、昨年とほとんど違いがないアプリケーションを提出するケースがあることは残念です。当然ですが、毎年、異なったアプリカントが出願しますので、昨年と全く同様という訳ではないですが、1年間での達成事項に説得力があり、アドミッションを納得させるに十分なものである必要があります。

それでは、本日はお忙しい中ありがとうございました。また、今後とも日本人在校生として、バブソンの魅力を伝え、より良い学生の採用に協力し、バブソンを盛り上げていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



2012年4月 Olin Hallのアドミッションオフィスにて